春の訪れを告げるヨシ焼き・緑川流域の環境保全など川口漁業協は環境問題に取り組んでいます。

2019年 夏 緑川流域 夏の風物詩「鮎漁解禁」


6月1日、緑川の鮎漁が解禁となりました。
とくに甲佐町を流れる緑川は昔から鮎のメッカとして知られ、解禁を待ちわびていた太公望たちが集まってきます。



戦後20年くらいまではこの川で子どもたちが泳いでいました。
夏休みともなればあちらこちらの浅瀬で子どもたちの元気にはしゃぐ声が響き渡っていました。
その子どもたちの姿もいつの間にか見られなくなりました。
それは緑川に限らず、全国の川から子どもたちの姿が消えてしまったといっても過言ではないと思います。
泳いでいて水を飲んでしまっても安全だった川、いろんな魚が悠々と泳いでいた川、それを何としても取り戻さなければ、
そんな気持ちを持つことが大切ではないでしょうか。


鮎漁の解禁に併せ「甲佐町やな場」も店開きをし、シーズン中には熊本県内はもとより全国から多くの観光客が訪れ、賑わいをみせます。